煎じ薬とエキス製剤の違いは？
「エキス顆粒」は手軽なインスタントコーヒー
「煎じ薬」は焙煎したコーヒー豆からいれる本格派ドリップコーヒー
現在、病院や調剤薬局では、服用が簡単な「漢方エキス製剤」が広く使われていますが、もともとは「煎じ薬」を煮詰めてそのエキスを取り出し、濃縮乾燥させたものが「エキス製剤」です。
そのため、「煎じ薬」は焙煎したコーヒー豆からいれる本格派ドリップコーヒーに、「エキス製剤」は、手軽なインスタントコーヒーに良く例えられます。
煎じ薬には添加物が含まれていない
「漢方エキス製剤」は、価格が安い点、煎じる手間ヒマがない点、漢方独特な味･においがほとんどない点、持ち運びが便利な点など、現代人のライフスタイルに適していますが、エキス製剤の多くには乳糖などの添加物が含まれています。
「煎じ薬」は加工しておりませんので、その処方本来の薬効が100％発揮されるうえ、液体であるため、薬効成分をすばやく吸収することができるといわれています。
- 混じり気のない、純度の高さがあります。
煎薬は、賦形剤を使い加工されている顆粒・錠剤とは違い、生薬をそのまま煎じます。 - 薬効成分が体内に吸収されやすいです。
煎薬は、水から煮出し温めて飲むので、体内に吸収されやすくなります。 - 精油成分が含まれています。
煎薬は、薬効のある香りのもととなる精油成分が製造過程で損なわれません。
ティーバック式漢方煎薬で簡単に服用
「煎薬が一番効果的と言われても、煎じる手間がかかる」「値段が高そうで敷居が高い」という患者様の声にお応えして、カミツレ薬局では便利で簡単な「ティーバッグ式漢方煎薬」を販売しています。
カミツレ薬局で取り扱っている煎じ薬はドラッグストアや一般的な調剤薬局では販売していません。
※ カミツレ薬局は、KAMPO煎専堂の加盟店です。
煎じ薬の飲み方
当薬局で販売している煎じ薬は、１回分（１包）より販売しております。
その場で服用することも可能です。（持ち帰りもOK）
レンジでチンして服用できますのでお気軽にご利用可能です。
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