★ステロイド外用剤について★
ステロイド外用剤は、強さによって5段階に分類されます。
部位・症状に合わせて適切な強さのステロイド外用薬を使いましょう!!
掲載している医薬品は在庫品の一部です。掲載していない薬でも取り扱いすることは可能ですので購入希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
Ⅰ群:ストロンゲスト(最も強い)
テープ剤
- テープ剤は、軟膏剤に比べステロイドの吸収量が数倍となるため、同成分のステロイドよりランクが1~2ランク上がると考えられています。
5枚:1000円~
Ⅱ群:ベリーストロング(非常に強い)
トプシム
ローション
10g:800円~
5g:500円~
リンデロンDP
軟膏/クリーム
5g:600円~
ネリゾナユニバーサル
クリーム
5g:800円~
Ⅲ群:ストロング(強い)
リンデロンV
軟膏/クリーム
5g:750円~
リンデロンV
ローション
10g:1000円~
ベタメタゾン吉草酸エステル
軟膏
5g:600円~
フルコート
軟膏
5g:700円~
フルコートスプレー
20g:1000円~
配合剤
テープ剤
- テープ剤は、軟膏剤に比べステロイドの吸収量が数倍となるため、同成分のステロイドよりランクが1~2ランク上がると考えられています。
ドレニゾンテープ
10枚:4000円~
Ⅳ群:ミディアム(普通)
アルクロメタゾン
軟膏
5g:700円~
グリメサゾン
軟膏
5g:700円~
Ⅴ群:ウィーク(弱い)
プレドニゾロンクリーム
5g:500円~
配合剤
10g:800円~
5g:700円~
塗り薬 (ステロイド)についての質問(Q&A)
Q:どの強さのステロイドを使用すればよろしいでしょうか?
A:体の部位によって皮膚からの吸収されやすさが違うため、使用部位や年齢や症状、重症度によって使い分けされています。(※ 当薬局では症状の診断はできません)
皮膚の薄い顔や首は吸収されやすく、よく効くためランクの低いステロイドを使用したほうが安全です。(顔は毛穴が多く薬の吸収がよく、効果も得られやすいためミディアムクラス以下の弱いステロイドを使うことが原則となります。)
また、副作用を防止するために、使用部位を間違えないように十分注意し、 同じ症状だからといって安易に別の部位に使用しないようにしましょう。
Q:軟膏とクリームの違いは何ですか?
A:多くの外用剤は、同じ成分でも軟膏とクリーム、ローションなど様々な剤形があり、使う場所や症状によって使い分けがされています。また、部位によって塗りやすいものを選ぶのはもちろん、好みの塗り心地でも選ぶことができます。
軟膏 | クリーム | |
---|---|---|
使用部位 | じゅくじゅく、さらさらの所に使用 | さらさらの所に使用 |
メリット | 皮膚の刺激性が弱い 症状に対する適用範囲が広い | 水やお湯で流し洗いやすい 伸びが良い 皮膚への透過性が強い 冷却効果により消炎、止疹作用がある ベタつかず使用感が良い |
デメリット | ベタベタして洗い流しにくい 皮膚への透過性が弱い | 防腐剤が添加されている事が多いため 刺激性が強い |
Q:外用剤のステロイドにはどのような副作用がありますか?
代表的な副作用 | 主な症状 |
---|---|
皮膚萎縮 | 皮膚がうすくなり、弱くなる。 |
毛細血管の拡張 | 皮膚の毛細血管が太くなり、透けて見えたり、周囲と比べて赤く見える。 |
色素脱失 | メラニン色素が少なくなり、皮膚が白っぽくなる。 |
多毛 | 産毛が太くなる。 |
ステロイドざ瘡 | ニキビができてくる。 |
皮膚の真菌感染 | 水虫やカンジダなどのカビがつきやすくなる。 |